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(18日、女子800メートル決勝)
女子800メートル決勝を1分54秒87で圧勝したジェリモが、ケニアの女性スポーツの歴史を塗り替えた。ケニアは全競技を通じて17の五輪金メダルを獲得してきたが、陸上の16とボクシングの一つはすべて男子によるもの。18歳のジェリモが女子の金メダリスト第1号となった。
コーチの指示で、専門だった400メートルから800メートルに転向したのは今季から。4月の初レースは2分も切れなかったが、7月のケニア選考会では世界女王のジェプコスゲイを抑えて1分57秒71で優勝。パリ国際ではアフリカ記録の1分54秒97で勝ち、急成長を遂げた。
200メートルの選手だった母の影響で陸上を始めた。家庭は貧しく高校の学費が払えなかったが、「学校で一番速かった」という理由で通学を許された。「走ることは私のギフト(才能)。人生もケニアの歴史も変えられる」。そう語っていた通り、夢をかなえた。