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北島「準決勝で59秒0、決勝で58秒台狙う」

2008年8月9日22時55分

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(9日、競泳 男子100メートル平泳ぎ)

 自身の日本記録に0秒08と迫る好タイム。2大会連続2冠を狙う北京五輪の最初のレースで、北島が好スタートを切った。

 「まあまあかな。気持ちよくスタート台に立とうと思った。リラックスしようと考えた」

 前半50メートルは28秒34。組3位で折り返したものの、慌てない。得意のターンで2人を抜き去り、そのまま泳ぎ切った。「全体的に頑張れたと思う」。予選全体2位。8月初めの韓国・済州島合宿では58秒台も狙える練習タイムをマークした勢いを持続している。

 平井コーチは「康介はこれまでの世界大会で最もコンディションがいい」。世界記録保持者のハンセンは1分0秒36の全体10位にとどまり、かつてほどの勢いはない。04年アテネ五輪のように、北島が予選から重圧をかけにいく必要はなかった。

 準決勝は10日午前11時(日本時間10日正午)ごろ始まる。午後予選と午前準決勝の組み合わせは、初めての経験になる。

 北島は「初めてのことだから、どうなるかわからない」と慎重に言葉を選ぶ。それでも心には余裕がある。

 「期待されていることはうれしい。僕は明日(10日)からが勝負。(準決勝で)59秒0、(決勝で)58秒台を狙う」

 世界新宣言が出た。(由利英明)

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