3度目の試走を終えた尾方剛=原田写す
【北京=原田亜紀夫】北京五輪男子マラソン代表の尾方剛(中国電力)が30日午前、五輪コースの20キロからゴールの国家体育場(愛称・鳥の巣)付近までを約1時間半かけて試走した。4月のテスト大会、6月に続き3度目。8月24日のレースを見据え、終盤で仕掛けどころの目安となる建物やカーブなどを最終確認した。
「初めての試走は雨。2度目は暑かった。でも今日は涼しくて気持ちよく走れた。天候によって対応も変わる」。3回とも異なった条件でコースを走り「それぞれ違う感覚を味わえた」。
5位に入賞した昨年の大阪での世界選手権前は6回も試走に出かけ、終盤の駆け引きに生かした。「日本から近い北京開催の利点を生かさない手はない。北京を自分の庭みたいな感覚にしたかった」。3度の試走で事前の目標はクリアした。この日のうちに帰国、五輪直前まで北海道で調整する。