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最強の顔ぶれ テニス世界上位 北京集結

2008年7月19日11時21分

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写真拡大ロジャー・フェデラー=AP

写真拡大アナ・イバノビッチ=AP

写真拡大マリア・シャラポワ=AP

 北京五輪のテニスには、世界のトップ選手が一堂に集う。世界ランキング上位20人(選考対象の6月9日時点)のうち、男女とも各17人が名を連ねる。国際テニス連盟が「男女とも88年ソウル五輪で正式競技に復帰して以来、最強の顔ぶれ」と胸をはるのもうなずける豪華さだ。

 男子の世界1位、ロジャー・フェデラー(スイス)は「タフな大会になる」と警戒する。00年シドニー大会は3位決定戦で敗れ、04年アテネは2回戦敗退。「すごく危ない大会なんだ。決勝以外は2セット取られたら終わりだから」。男子の場合、準決勝までは2セット先取方式。3セット先取で争う4大大会と違い、番狂わせの可能性が高くなる。

 フェデラーは今年の4大大会でまだ無冠。04年2月から守る「世界1位」だが、2位のラファエル・ナダル(スペイン)が全仏、ウィンブルドンを制し、獲得ポイント差は545点と縮まった。北京で金メダルなら男子は400点、女子は353点(4大大会優勝は1千点)加算される。ランキングを争う上でも欲しいタイトルだ。

 女子の世界1位、アナ・イバノビッチ(セルビア)は「セルビアの代表として出場するのは名誉だし、世界にアピールするチャンス」。長年、旧ユーゴスラビアの一部だった母国が「セルビア」の名の下で臨むのは1912年ストックホルム五輪以来だけに、五輪への思いは熱い。

 全豪女王のマリア・シャラポワ(ロシア)も乗り気だ。「幼い頃、テレビで見た開会式が楽しみ。金メダルはすでに取ったことのあるウィンブルドン優勝より欲しい」

 ウィンブルドンで2連覇したビーナス・ウィリアムズ(米)も「五輪は4年に1度の夢」。妹セリーナと組むダブルスとあわせて、シドニー以来の単複2冠を狙う。

 日本からは、18歳の錦織圭が日本男子シングルスとして12年ぶりに出場する。女子は4大会連続出場の33歳の杉山愛と、初出場の18歳の森田あゆみ。杉山と森田は女子ダブルスでペアも組む。日本勢がメダルを獲得すれば、1920年アントワープ大会以来、88年ぶりの快挙となる。(稲垣康介)

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