5月の最終予選と同じ12人が北京で戦うことになった。アテネ五輪で話題を呼んだ「メグ・カナ」の一人、大山加奈(東レ)は腰痛が癒えず間に合わなかった。パワーに加え、右からも左からも打てる器用さを併せ持つ大山に代わる大砲は見あたらない。
最終予選からメンバー入りした狩野はパワーでなく、正確なレシーブと速いスパイクが持ち味だ。エースアタッカー栗原のスパイクだけに頼るのは酷。チーム全体としても、柳本監督が掲げる「堅いディフェンスと速い攻撃」を磨くしか道はない。
五輪1次リーグ6チーム中4位に入れば、準々決勝に進む。6日までのワールドグランプリ・予選ラウンドは2勝7敗で、1次リーグであたる米国、中国、キューバとの対戦は4戦全敗だった。狩野や18歳のセッター河合ら新戦力が先発出場したが、今のところ世界トップレベルの国々を脅かすには至っていない。
それでも「開催国枠」で9日からの決勝ラウンドに出る。米国、中国、キューバとも、もう一度試合が出来る。ここで一矢報いられないようなら、北京でも上位進出は難しいだろう。(平井隆介)
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〈代表メンバー〉竹下佳江、河合由貴(以上JT)栗原恵、多治見麻子(以上パイオニア)木村沙織、荒木絵里香(以上東レ)高橋みゆき、杉山祥子(以上NEC)大村加奈子、佐野優子、狩野美雪(以上久光製薬)桜井由香(デンソー)