20日からフランスで始まるサッカーのトゥーロン国際大会に出場する23歳以下(U23)日本代表に、J1浦和のFWエスクデロ・セルヒオ(19)が初めて選ばれた。スペイン生まれのアルゼンチン育ち。昨年6月に日本国籍を取得したばかりで、北京五輪代表入りを目指している。
身長は171センチで体重71キロ。ずんぐりとした体形ながら前線で俊敏に動き回って球をもらうタイプ。技術も高い。だが、FW陣の層が厚い浦和では今季ここまで途中出場3試合だけで、「(途中出場でも)相手との点差によって得点を狙うのか、球をキープするのか、何ができるか考えたい」と滑らかな日本語で話す。10日の川崎戦で年下の18歳のMF高橋が初めてベンチ入りした時には、「できるだけ話しかけて緊張をなくしてあげたい」と語り、優しい性格でもある。
サッカー選手だった父、叔父がかつて浦和に所属していた縁で、日本とつながりができた。中学時代に浦和の下部組織に所属し、ユース在籍中にJリーグデビュー、17歳でプロ契約を果たした。昨年の20歳以下W杯でMVPだったアルゼンチンのFWアグエロ(アトレチコ・マドリード)と、幼少時代にともにプレーしたこともある。
北京五輪へ「なんとしても出たい」と意気込んでいる。