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女子100メートルの福島 好記録連発

2008年05月09日12時24分

 19歳の福島千里(ちさと)(北海道ハイテクAC)は春季サーキットで好記録を連発している。織田記念(4月29日)の女子100メートルで、日本タイ記録の11秒36をマークし、静岡国際(3日)の200メートルでは追い風参考ながら日本記録を上回る23秒13で、それぞれ優勝した。100メートルでは、北京五輪参加標準記録B(11秒42)をクリアした。

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女子100メートルで日本タイを出し喜ぶ福島千里(ちさと)=矢木隆晴撮影

 静岡国際のレースの後、福島は「織田記念がまぐれじゃないと証明できてほっとした。織田の時の勢いを借りてそのまま行けばいい、と思っていた」と話した。

 北海道・帯広南商高出身。06年大阪総体では100メートルで2位、200メートルで3位になっている。指導する中村宏之代表は、女子100メートルの元日本記録保持者、伊藤佳奈恵らを育てた第一人者。同クラブには、昨年の世界選手権代表の北風沙織や、総体の女子100メートル障害で3連覇を達成した寺田明日香らも所属し、しのぎを削る。

 中村代表は福島の走りを「片足が接地した時には、反対足のひざが出てきて、なめらかな走りができる」と評価する。冬場、所属先の専門学校が建設した室内施設で男子選手と一緒に練習したことや、補強で左右の筋力のバランスが良くなったことが好記録に結びついている、という。

 ただ、世界との差は大きく、個人種目での出場は現時点では難しい。それでも、国際グランプリ大阪大会(10日)の100メートルに挑む福島は「日本記録を狙いたい。400メートルリレーはメンバーに選ばれたらしっかり走りたい。そうすれば五輪も見えてくるかな」と前向きだ。(堀川貴弘)

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