体操 連覇への鍵 中国見据え、あん馬・つり輪強化2008年05月08日12時28分 体操のNHK杯が6日に終わり、北京五輪代表の男女各6選手が出そろった。団体総合連覇を狙う男子には、世界選手権3連覇中の中国が立ちはだかる。日本は弱点種目のあん馬、つり輪のレベルアップが鍵となる。
27歳の冨田洋之(セントラルスポーツ)に次いで、19歳の内村航平(日体大)が2位に入った。塚原光男・北京五輪強化委員長いわく「10年に1人の逸材」。冨田も「僕が苦手なゆかと跳馬が得意なので心強い」とたたえる。 だがそれでは足りない。日本はアテネ五輪後、一度も中国に勝てていない。特にあん馬とつり輪で大きく水をあけられている。 弱点克服のため、日本協会は今回、この2種目に傾斜配点した「種目別ポイント制」を選考方法に導入した。個人総合9位に終わった鹿島丈博(セントラルスポーツ)が代表に入ったのも、2次選考会を含む4日間すべてであん馬で1位を取ったから。つり輪でポイントを稼いだ中瀬卓也(徳洲会)も滑り込んだ。 五輪の団体総合決勝は、各種目を3人ずつが演技する。冨田に加え、あん馬で鹿島、つり輪では中瀬がいても、あと一枚が必要になる。 その役割を期待できそうなのが21歳の坂本功貴(順大)だ。NHK杯で、あん馬は鹿島に次ぐ安定感を見せた。つり輪は技の難度を抑えたため点数が伸びなかったが、「元々能力はあり、練習では高難度の技も出来ている」(森泉ヘッドコーチ)。 もう1人、種目別ポイントで入った沖口誠(コナミ)はゆかと跳馬のスペシャリスト。「(得意種目の)バランスが取れている。いいチームになる」。冨田は手応えを口にした。中国の壁は高いが、戦える6人はそろった。(平井隆介) PR情報この記事の関連情報 |
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