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豪州、厳戒下の聖火リレー 警備費膨らみ2億円に

2008年4月24日11時17分

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写真聖火リレーを開催した豪州キャンベラで24日、「(チベットに)自由を」と描かれた飛行機雲を見上げる北京五輪の支持者=ロイター 写真フェンスを挟んでチベット人組織の人々と中国人留学生が怒鳴り合う一幕もあった=キャンベラ、杉井写す

 【キャンベラ=杉井昭仁】北京五輪の聖火リレーが24日午前、オーストラリアの首都キャンベラで行われた。欧州での妨害行為を受け、距離は当初の20キロから16キロに短縮。国会議事堂などを通過するコースには高さ1メートルのフェンスが張り巡らされ、沿道の観衆と走者が隔離された。競泳男子金メダリスト、イアン・ソープさんら80人が参加した。

 出発地点の市中心部の広場には、早朝からシドニーやメルボルンなどから大型バスで中国系住民や中国人留学生が続々と集まり、中国国旗がはためいた。豪州在住チベット人の団体や支援団体も集結。「中国は一つだ」「チベットに自由を」と双方が怒鳴り合う一幕もあった。地元メディアによると、聖火走者の前に座り込もうとした男性ら7人が逮捕された。

 ラッド首相は聖火の警備は豪州側が担当し、中国側の警備担当者の参加は必要ないとの考えを示していたが、最終的に中国側の2人が伴走することになった。警備費用は要員増などで当初の倍の200万豪ドル(約2億円)となる見通しだ。

 次の聖火リレーは26日に長野市で行われる。

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