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水鳥、五輪絶望的 痛めた腕、力戻らず16位

2008年05月06日12時05分

 水鳥が演技の途中であん馬から下りた。4月の2次選考会で痛めた左腕の踏ん張りが利かない。鉄棒でも、途中で演技をやめた。16位。北京への挑戦は、ほぼ終わった。

 アテネ五輪後は、同い年の冨田と2人で体操ニッポンを支えてきた。冨田が12位に沈んだ昨年の世界選手権個人総合では銅メダル。「自分は体が硬く、冨田の体操に勝てたと思ったことは一度もない」

 そんな水鳥を支えてきたのは、アテネ五輪代表としての誇りだという。「金メダリストの名に恥じないようにここまで頑張ってきた」。冨田ほど体の線がきれいではない分、難しい技に果敢に挑んで世界で結果を残してきた。

 残り1日。可能性が限りなく低くなったことは本人もわかっている。「出来る限りのことはしたい」。関西(かんぜい)高時代に3年間過ごした岡山で、もう一度誇りに満ちた演技を見せるだけだ。(平井隆介)

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