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アルゼンチンのベテランコンビが表彰台の真ん中に立った。2人1組で競う自転車トラック種目の男子マディソンで43歳のフアンエステバン・クルチェトと、33歳のワルテルフェルナンド・ペレスが優勝。母国に今大会初、自転車競技としては史上初の金メダルをもたらした。
1チーム2人でバンクを200周、50キロを交代しながら、20周ごとに与えられるポイントを稼いでいく過酷な種目。「開始20分で吐き気がした」ほど死力を尽くしたクルチェトは「五輪には1984年から参加しているが、今が人生最高の瞬間だ」とレース後に涙を流した。
アテネ五輪で9位。ことしの世界選手権は8位で表彰台に手が届かなかった。今大会は序盤にポイントを奪い、ライバルたちをブロックする作戦が見事にはまり、1ポイント差でスペインに競り勝った。レースを制した2人は国旗をたなびかせてウイニングランした。
ペレスは「世界選手権は毎年あるけど、五輪は4年に1度。だから特別なんだ」と感慨深げ。20年以上かけて念願をかなえたクルチェトは「言葉はない。感謝している」と話した。(共同)