平井伯昌(競泳日本代表コーチ)
米アリゾナ州・フラッグスタッフに12日(日本時間13日)、到着しました。私にとっては22回目の高地トレーニング。フラッグスタッフには17回目となります。
初めてフラッグスタッフに来たのは1996年アトランタオリンピックの年です。会社のほうでオリンピック観戦に行かせていただく途中に寄り、今後の参考にと思っていました。
そもそも高地トレーニングに関心を持ったのは、高校生の同級生がメキシコオリンピックで銀メダルをとられた君原健二さんの「マラソンの青春」という本を私に貸してくれてからです。そのことを競泳コーチになってから思い出し、いつかオリンピックで戦える選手を担当できたとき、高地トレーニングにチャレンジしてやろうと思っていました。
今回は康介・礼子・春佳が自己ベスト・日本記録・特に康介は世界記録を更新して望む合宿です。今までのやり方の中にヒントはたくさんあるとは思いますが、何か新しいものを生み出していきたいと感じています。
最初の1週間ほどは疲労回復と高所馴化が目的です。心身ともにゆっくりして2週目以降の強化期間に臨みたいと考えます。
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平井伯昌(ひらい・のりまさ) 早大卒業後、東京スイミングセンターに入社。2004年アテネ五輪男子平泳ぎ2冠の北島康介選手、女子200メートル背泳ぎ銅メダルの中村礼子選手を指導。6月のジャパンオープンでは北島選手を200メートル平泳ぎで世界記録に導いた。北京五輪には日本代表コーチとして、北島選手、中村選手、女子自由形の上田春佳選手とともに参加する。