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化粧品会社ポーラ 崩れぬ美と力強さ表現

新体操の美容コーチ

2008年4月10日

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写真ポーラ 1946年設立、本社・東京都品川区。国内約4500の営業所のほか、中国や米国にも進出。新体操日本代表チーム支援のため、3人の社員を美容コーチに任命した。写真左から馬場智さん、酒見桂子さん、渡辺和子さん。

 きりりとした目元、崩れない髪形。新体操日本代表の美を、化粧品会社ポーラの3人の美容コーチが支えている。宣伝、販売教育、商品企画の各部から選ばれた美のプロフェッショナルだ。

 女性の美しさを表現するというテーマは新体操も化粧も同じ。同社は07年8月、代表チームの命名権(ネーミングライツ)を得て、「フェアリー・ジャパン・ポーラ」と名付けた。

 選手は全員が10代後半。「外国人選手と比べるとどうしても幼く見えてしまう。力強いメークで対等に見せようとしました」と馬場智さん(38)は話す。

 選手一人ひとりの肌のチェックから始め、スキンケアから化粧法まで指導した。以前の自己流メークと比べると差は歴然。主将の18歳、三沢樹知(なち)が「国際大会で他の国の選手を見ても、私たちのメークが一番きれいだと思う」と胸を張るほどだ。

 アスリートには付き物の汗や涙もメークには天敵。3人は昨年9月、ギリシャで開かれた世界選手権にも同行した。北京五輪出場権を獲得して選手たちはうれし涙を流したが、化粧は崩れなかった。「外国選手は涙でアイラインが崩れて、パンダのようになっていました」(馬場さん)

 選手が自分でメークするのが基本だが、緊張しすぎてうまく出来ないようなときには手伝い、精神的にも支えている。

 現在開発中の北京五輪メークは「日本の美と誇り」がテーマで、伝統色の白、黒、赤、金色を使う方針。3人の目標は一つ。「日本選手が一番強く、美しい」と観客から思われることだ。(有吉由香)

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