現在位置:asahi.com>北京五輪への道>コラム> VOICE OF ATHLETE > 記事 ![]() 世界一練習し世界一に 谷亮子2008年01月18日 世界の舞台で戦っていくうえで最も大切なのは、きちんとした練習を積むことです。練習は楽しいと感じることが大切。そう感じてきたからこそ、ここまで選手生活が続いているのではないでしょうか。 面白いのは、今まではできなかった練習やトレーニングが、年齢を重ねるごとにできるようになってきたことです。力がついているのが分かります。 今の選手たちは科学的なトレーニングが主流になっていますが、私の練習はトレーニング器具を使わない昔のやり方が中心です。山道を走ったり、砂浜をダッシュしたり。走り方を工夫することで、トレーニング方法は何百通りも見つけ出すことができます。自分自身で考え、組み立てることは楽しみでもあります。 帝京大学の学生時代には、いろいろ本を読んで筋肉についての勉強もしました。筋肉の構造がどうなっているとか、どこをどう鍛えればどの筋肉が強くなるとか、柔道はどこの筋肉が必要になるとか。日体大の大学院では自分自身を題材にして、体の構造や技の角度も研究しました。 結局、総合力が大事だと思います。スタミナもスピードも必要。私の場合、世界に出るとどうしても体が小さいので、総合力でカバーしないといけません。 昨年11月末に右ひざを負傷しましたが、いまは快方に向かっています。今月6日からは上半身を中心にトレーニングに取り組み始めました。2月の欧州合宿に向けて順調に進んでいます。 昨年の世界選手権は「世界一になるには世界一の練習を積んで畳の上に立つ」と決め、それだけのけいこに裏付けられた自信を持って畳に上がりました。今後も北京五輪に向けてしっかりとしたトレーニングを積んでいきます。
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