98年の全国高校野球選手権青森大会で、0対122の記録的な大敗を喫した深浦が16日、念願の大会初勝利を挙げた。主将の3年加藤一将君は、校歌を歌いながら涙が止まらず、「この勝利をスタートに、新しい歴史をつくっていければいい」と語った。
青森市営球場での第3試合。同じく大会初勝利を目指す松風塾を相手に、2度のリードを許しながらも、粘って逆転し、13―6で7回コールド勝ちした。
86年の初出場から18年。今年は8人の部員に、「野球部を救いたい」というサッカー部員ら助っ人4人が加わった。
「絶対勝つ」と意気込んでいた小室博文監督。就任3年目で初勝利をもぎ取った。選手には「楽しんでやれ」と声をかけていたが、自身は「胃が痛かった」。次の相手は優勝候補の青森山田。でも、「ただでは勝たせない」(小室監督)。
(07/16)