アサヒ・コム 第87回全国高校野球選手権大会 ここから検索メニュー
検索使い方
検索メニュー終わり

アサヒコムと高校野球のメインメニューをとばして、このページの本文エリアへasahi.comトップ社会スポーツビジネス暮らし政治国際文化・芸能ENGLISHマイタウン

ここから本文エリア現在位置asahi.comトップ >  高校野球  >  第87回選手権  > 山口  > ニュース

【山口】 宇部商

3年ぶり12回目

メニューをとばして、このページの本文エリアへ

「よくやった」アルプスに拍手

2005年08月20日

 逆転サヨナラの夢をのせて舞い上がった打球が、京都外大西の外野手のグラブに収まった瞬間、宇部商の三塁側アルプス席が静まりかえった。そして、思い出したように沸き上がった拍手は、甲子園全体を巻き込む大きな渦になり、スタンドから「ありがとう」「ご苦労さん」と、選手たちをねぎらう声が飛んだ。

 「よくがんばった。胸を張って帰ってきてほしい」。山口大会を含め、10試合を一人で投げ抜いた好永貴雄投手の母、浩子さん(44)は、涙ぐみながら話した。

 試合は1回に先制され、4回にも2点を追加される苦しい展開。だが5回、山野光輝君の適時二塁打で2点を返すと、スタンドは一気に勢いを取り戻した。山野君の父、道生さん(49)は「選手たちはあとからのってくるタイプ。楽しみです」。

 6回裏、井田和秀君の適時打などで3点を加えてついに逆転。「これが宇部商伝統の粘りだ」。66年に宇部商が選抜出場を果たした時に応援団長を務めた会社社長、戸田英明さん(57)=神奈川県厚木市=は、そう叫んで立ち上がり、自分に言い聞かせるように「大丈夫、大丈夫」とうなずいた。

 その言葉通り、7回に再逆転された後も、すぐその裏に追いつく粘りを見せ、8回裏、上村拓矢君の犠飛で1点を勝ち越すと、スタンドの盛り上がりは最高潮に達した。

 9回表、1点を守りきれば20年ぶりの決勝進出。だが、連戦の疲れからか制球力の落ちた好永君が連打を浴びるなどして4点を奪われた。スタンドからは誰からともなく「貴雄コール」が沸き上がった。

 9回裏、最後の攻撃。1死一、二塁から高橋貴洋君の適時打で好永君がかえり2点差につめよると、スタンドの生徒たちは総立ちで声を枯らして応援し、涙を流しながら「ミラクル」を祈り続けた。が、その思いはわずかに届かなかった。

 同校野球部OBで下宿先の福井県から駆けつけた大学生藤井義久さん(19)は「決してあきらめない宇部商野球を見せてくれた。いい思い出と感動をくれた後輩たちにありがとうと言いたい」と話した。


山口大会のニュース 一覧

[Flash]きょうのホームラン別ウインドウで開きます

大会第32

[ダウンロード]速報PDF号外

pdf

決勝は駒大苫小牧―京都外大西

宇部商フォトギャラリー

宇部商の甲子園までの道のりを写真で振り返ります。

各代表校のページ

ここから広告です 広告終わり
日程
8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23        
日本高野連
日本学生野球協会
▲このページのトップに戻る

asahi.comトップ高校野球トップ代表校組み合わせ日程試合結果ハイライト特集大会データ観戦ガイド

ニュースの詳細は朝日新聞紙面で。» インターネットで購読申し込み
asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
| 朝日新聞社から | サイトポリシー | 個人情報 | 著作権 | リンク| 広告掲載 | お問い合わせ・ヘルプ |
Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.