◎…打線はこの日も好調だった。
立ち上がり、2点を先制。2回に犠打を連続失敗し、3回には先頭のムードメーカー柳田が三振して流れが変わりかけた所で、4番上野が右越えに二塁打を放った。さらに2死から藤が中越え二塁打で相手の主戦を引きずり下ろした。
140キロを超す相手投手を意識し、多くの打者がいつもよりバットを短めに持った。しかし、上野はいつもと同じ。その分、ヘッドを下げず最短距離でとらえることを心がけた。7回にも左翼に大きな2点適時二塁打。最後まで主砲の役割を果たした。
◎…逆転を許した後、「なんとかなるぞ」と高橋監督は言い続けた。8回に登板した八木も「9回につなぐ」という気迫の投球で抑えた。
9回2死、村田が気力ではじき返し内野安打で出塁。柳田につないだ。
「あいつなら…」。一塁ベンチからの熱い視線を背にした柳田の7球目。最後も彼らしいフルスイングだった。