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栃木

  66チーム(前年増減なし)

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シード4校「初戦の壁」、健闘光った益子・喜連川 熱戦振り返る

2005年07月27日

 第87回全国高校野球選手権栃木大会は、宇都宮南の2年連続5度目の優勝で幕を閉じた。夏の甲子園への連続出場は、97年、98年の佐野日大以来、栃木県では2度目。66チームが出場して、熱戦を繰り広げた今大会を振り返る。

 宇都宮南は5試合連続の2けた得点、コールド勝ちという大会新記録で決勝まで勝ち上がった。チーム打率4割7分2厘も栃木大会史上最高。相手の失策から得た好機や終盤に、集中打で一気に突き放す展開が多かった。昨夏は故障で途中降板した主戦菅間も、今年は大黒柱に成長した。34イニングを投げて、失点は10と安定。マウンド度胸も十分で大崩れしなかった。失策も通算2と少なく、守備陣も安定している。篠崎淳監督は「打については結果でしかなく、目指しているのは守り抜くチーム」と話す。主将柄目をはじめ昨年からの経験者が多く、県勢3年ぶりの夏の甲子園での勝利に期待がかかる。

 ノーシードの出発から、接戦を勝ち抜いて決勝進出した国学院栃木のねばり強さも目立った。シード校佐野日大、昨夏4強の栃木工などの強豪を相手に、1年生投手別井が力投。右打者の膝元をつく強気の投球で、接戦を制した。中でも底力を見せたのは準決勝の小山戦だ。持ち味の機動力を生かし、盗塁から先制。中盤以降は小山に足を封じられたが、2点差を追う8回に連続単打から4番寺本の3点本塁打で逆転し、9回にも追加点をあげ、振り切った。先発メンバーのうち4人が1年生という若いチームで、来年も楽しみだ。

 初戦でシード4校が姿を消す波乱の展開の中、昨秋覇者の宇都宮工、今春優勝の小山が4強入りを果たし、安定した力を見せた。宇都宮工は、作新学院を破っての準決勝進出。主将鶴見が適時打や盗塁でチームを引っ張った。小山は堅い守りと着実な犠打で危なげなく準々決勝まで勝ち進み、準決勝でも3点差を追う4回裏に逆転する粘りを見せた。

 今春の関東大会で優勝した作新学院は磯と寺田の二枚看板で投げ抜き、無失点で準々決勝に進出。足利工も、主戦斎藤が4回戦でノーヒット・ノーランを記録する活躍をした。

 他にも3年生3人の活躍で初の4回戦進出を決めた益子、1年生投手森部の好投で6年ぶりの初戦突破を果たした今市工、3年生1人で他は1年生というチームで善戦した喜連川などの健闘も光った。


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