松山商(愛媛)が熊本工を決勝で破り27年ぶり5度目の優勝を果たした。決勝を印象深くしたのは10回裏、松山商の右翼手・矢野の好返球だった。9回に同点にされた松山商は、10回も1死満塁の大ピンチ。熊本工・本多の打球は守備固めで入ったばかりの矢野への大飛球。タッチアップでサヨナラと思いきや、矢野が80メートルをノーバウンドで返球、本塁でタッチアウトにする。11回、松山商は矢野の二塁打を足掛かりに攻め、星加のスクイズで勝ち越した。大会の参加校数が4089校で、前年から9校少なかった。戦後初めての減少で、少子化やスポーツの多様化などの影響が出てきた。