全国3270校の頂点を決める甲子園の決勝は、首都圏2校の争いになった。初めて決勝にコマを進めた横浜(神奈川)と、55年ぶり決勝進出の早稲田実(東東京)。横浜のエースは愛甲猛、早稲田実は1年生の荒木大輔。人気の好投手が対決する決勝だったが、ともに初優勝をかけた戦いは、試合開始直後から打撃戦の攻防となった。荒木投手は初回を抑えれば大会新となる、45イニング3分の1連続無失点の大記録達成だったが、あと一歩で逃す。横浜は再三幸運なプレーに恵まれ、反対に早稲田実には思いもしない痛恨のエラーが続出した。球運は横浜に傾き、早稲田実を見放す結果となった。