大阪代表のPL学園が、準決勝、決勝と立て続けに「奇跡」の大逆転劇を演じ、初優勝に輝いた。決勝進出3度目でつかんだ栄冠だった。9回裏の土壇場、準決勝で4点、決勝では3点をたたき出す勝負強さを見せつけた。逆転サヨナラで敗れた高知商は初の準優勝で、「全員野球」の健闘が光った。60回大会を記念して、この年から全府県1校ずつ(東京と北海道は各2校)代表が出場することになった。また、紫紺だった各地方大会の優勝旗は5年がかりで作り替えられ、すべて全国大会と同じ深紅となった。参加校はついに3000の大台を突破し、3074校。甲子園大会の入場者総数は14日間延べ80万人の新記録だった。