代表8回目で銚子商が悲願を果たした。34代表のうち、初出場は13校、古豪は平安ただ1校。初陣の防府商が決勝進出するなど、フレッシュな大会となった。定岡正二投手を軸に4強進出した鹿児島実は、東海大相模との延長15回の死闘も、サヨナラ負けに終わった防府商戦も、薩摩隼人らしい気概に満ちたドラマを見せた。一方、東海大相模は、土浦日大戦で9回2死から同点とし、延長16回の激戦でサヨナラ勝ち。次の鹿児島実戦と合わせて、その粘りは甲子園に強烈な印象を残した。この大会から、アルミ合金の金属バットが登場。「キーン」という独特の快音が響いた。全体で6割ほどの選手が使ったという。狂乱物価の波は甲子園にも押し寄せ、名物カチワリは前年の倍、100円になった。