4回目の記念大会で代表48校。深紅の大優勝旗は広島商の手に渡った。16年ぶりの優勝だった。東西古豪対決となった静岡との決勝では、3バントスクイズを成功させて劇的なサヨナラ勝ち。大正13年の第10回大会以来、決勝進出5回のいずれも優勝という輝かしい成績を残した。決勝は観衆5万8000人の最多記録更新。大会中盤までは接戦が相次ぎ、終盤は意外にも点差の広がる試合が増えた。1点差試合19、延長戦は8試合。完封28試合も新記録だった。作新学院の「怪物」江川卓投手は栃木大会5試合で75奪三振、被安打2という驚異的な記録。しかし、それでも甲子園は2回戦で去る幕切れとなった。