8月21日 最終回
コマトマ連覇、おめでとう
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駒大苫小牧の連覇、おめでとうございます。
いつも決勝戦の前に私はスコアを事前予測します。昨日は失礼ながら「8―3 苫小牧」「10―2 苫小牧」「5―4、京都」という順番に予測を立てたのですが、どれも当てはまりませんでした。去年に続いてです。
良い意味で裏切られたのは、両先発投手の踏ん張りです。とくに京都外大西の北岡投手は見事でした。もし北岡投手が3回までに崩れていたら、一方的な展開になっていたかもしれません。
さらに駒大苫小牧の田中投手の最終回のピッチング、凄まじかった。最後の最後に、150キロでますか、普通は。間違いなく今大会ナンバーワン右腕でした。
高校野球の楽しみのひとつは、人間の成長を目の当たりにすることです。北岡・田中投手だけでなく、決勝戦に至るまでにいろんな選手の「成長」を見ることが出来ました。
さらに考えれば、甲子園に至るまでに、各地方大会でたくさんの選手たちの成長があったと思います。たとえ一回戦コールド負けでも、何かをつかんだらその人の「勝ち」です。おめでとう。
朝日新聞「ヒーローズ 2005」取材班はこれで解散、この連載も終了です。期間中、拙い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。
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「甲子園だより」著者紹介
神田憲行(かんだ・のりゆき)
1963年、大阪生まれ、ノンフィクション・ライター。大会終了後に発売され
る完全保存版「2005甲子園Heroes(ヒーローズ)」(朝日新聞社刊)
の取材のため、 期間中は甲子園通いの日々を過ごす。甲子園取材歴は10年を越
え、「実際に見た中で最高の投手は別格が松坂、二番が朝倉(東邦)、三番が平
井(宇和島東)」という。著書に『横浜vsPL学園』(共著、朝日文庫)など。
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