8月18日(2)
ホームランだけじゃない 大阪桐蔭・平田の魅力
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大阪桐蔭・平田選手には参りました。
いつもの試合直前の取材で、「体調はいいですが、実は寝違えました」と記者に宣言。たしかに首が右に曲がらずに痛そうです。バッティングへの影響を聞くとニヤリとして、「バット振ると痛いんですよ〜」。質問されるたびに身体ごとコキコキとロボットのように向けて、記者の笑いを誘っていました。
それでホームラン3発ですからね。私の経験則から行くと記者をドッカンドッカン笑わせるたびにホームラン打つような気がします。
しかし寝違えた首より深刻なのが、捻挫している足首。甲子園入りしたころは紫色になっていたとかで、今も毎日治療して試合にはテープでグルグル巻きにして臨んでいます。それでも守備などで全力疾走する姿勢に記者から理由を尋ねられて、
「小学校のときの野球チームの監督さんから、どんなときでも全力疾走しなさいと教えられたからです」
平田選手の魅力はホームランだけじゃなくて、こういうところです。
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「甲子園だより」著者紹介
神田憲行(かんだ・のりゆき)
1963年、大阪生まれ、ノンフィクション・ライター。大会終了後に発売され
る完全保存版「2005甲子園Heroes(ヒーローズ)」(朝日新聞社刊)
の取材のため、 期間中は甲子園通いの日々を過ごす。甲子園取材歴は10年を越
え、「実際に見た中で最高の投手は別格が松坂、二番が朝倉(東邦)、三番が平
井(宇和島東)」という。著書に『横浜vsPL学園』(共著、朝日文庫)など。
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