アサヒ・コム 第87回全国高校野球選手権大会 ここから検索メニュー
検索使い方
検索メニュー終わり

アサヒコムと高校野球のメインメニューをとばして、このページの本文エリアへasahi.comトップ社会スポーツビジネス暮らし政治国際文化・芸能ENGLISHマイタウン

ここから本文エリア現在位置asahi.comトップ >  高校野球  >  第87回選手権  > 特集  > 記録が語る大会史
記録が語る大会史

[記録:大会最多本塁打11]

智弁和歌山、PL超えた「史上最強」打線でV

   智弁和歌山(第82回、2000年)

写真

決勝でも智弁和歌山の猛打は際立った

清原、桑田らで数々の大会記録を打ち立てて優勝したPL学園(大阪)から15年たった第82回大会。当分破られることはないと思われたこれらの記録を塗り替えたチームが現れた。「史上最強打線」の異名を持った智弁和歌山だ。

 なかでも特筆すべき記録は、PLが持つ大会最多本塁打を1本上回る11本塁打だろう。PLが5試合で10本打ったのに対し、智弁和歌山は6試合と1試合多かったが、PLのときはまだ甲子園にラッキーゾーンがあった時代。当時とはバットの性能も違うため、単純比較はできないものの、PL並みかそれ以上の力があったのは間違いない。

 それを印象づけた試合が3回戦。相手は奇しくもPLだった。

 智弁和歌山はこの大会で優勝候補の一角に挙げられていた。1回戦の新発田農(新潟)戦で後藤、武内の2本塁打を含む22安打の猛攻で14―4と大勝。2回戦は中京大中京(愛知)に7―0から1点差まで追い上げられたが辛くも逃げ切っていた。

 この試合でも智弁和歌山の猛打は爆発した。1点をリードした3回。2死一塁とチャンスがしぼみかけた場面で4番池辺が高めの球をバックスクリーンに運んだ。さらに2死一塁として、今度は山野がバックスクリーン左に打ち込む特大アーチ。この回の2発でチームは完全に勢いに乗った。

 5回にも山野が2打席連続となるソロ本塁打を中堅右へ。9回にも後藤が打ち込んでこの日4本目。伝統を誇るPLを力でねじ伏せ、ベスト8進出を決めた。

 準々決勝の相手は今大会屈指の右腕・香月を擁する柳川(福岡)。事実上の決勝戦ともいわれた試合は、逆にリードされる苦しい展開となった。

 まず2回に3点を先取され、3、4回に1点ずつ返すが、5回に再び3点を失う。2―6の絶体絶命の状態で迎えた8回。1死走者なしから3番武内が真ん中高めの球を右翼席に運び、反撃の口火を切った。さらに死球と安打で一、二塁とし、山野がこの大会3本目となる同点3ランを左翼スタンドに叩き込んだ。

 こうなれば智弁和歌山のペース。延長11回に後藤がサヨナラの右前安打を放って決着をつけた。

 準決勝の光星学院(青森)戦もシーソーゲームとなり、7回が終わって5―5。8回に池辺の適時打などで2点を入れ、3年ぶりに決勝へ勝ち上がった。

 決勝は初優勝を狙う東海大浦安(千葉)との戦い。堤野が4回、6回と2打席連続本塁打を放ったが、先発中家が不調で7回まで5―6とリードを許した。しかし、8回。強力打線は目を覚ます。1死二塁から山野の中越え二塁打で追いついた後、さらに連打などで一気に4点。9回にもチーム11本目の新記録となる後藤のソロ本塁打でとどめを刺し、ついに3年ぶりに深紅の優勝旗を手にした。

 大会通算安打も100と前人未到の3ケタ台に載せた。6試合で35失点と、過去の優勝校の中ではディフェンス力があるとはいえなかったが、それをカバーするには余りある「史上最強」の名にふさわしい強力打線のチームだった。


バックナンバー 一覧

[Flash]きょうのホームラン別ウインドウで開きます

大会第32

[ダウンロード]速報PDF号外

pdf

決勝は駒大苫小牧―京都外大西

各都道府県ページ

ここから広告です 広告終わり
高校野球の日程
7月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

リンク

    日本高野連
    日本学生野球協会
    ▲このページのトップに戻る

    asahi.comトップ高校野球トップニュースみどころ特集大会データ日程観戦ガイド天気

    ニュースの詳細は朝日新聞紙面で。» インターネットで購読申し込み
    asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
    | 朝日新聞社から | サイトポリシー | 個人情報 | 著作権 | リンク| 広告掲載 | お問い合わせ・ヘルプ |
    Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.