「甲子園で勝つために」 沖縄球児の聖地、来秋改修へ
2005年06月18日
今夏の沖縄大会で開幕、決勝の舞台となる那覇市の奥武山(おうのやま)球場。老朽化のため、来年10月で撤去され生まれ変わる予定だ。沖縄の開会式と決勝は北谷公園野球場と隔年で行われており、順番通りなら、奥武山が主会場になるのは今年が最後になる。
60年、当時の琉球政府が設計した。米国の球場にならい両翼は当時では広い97.5メートル。公式戦も校庭でしていた沖縄の球児にとっては、待ちに待った本格球場だった。
「奥武山で試合をするのが目標だった。全国を目指した原点」。同県高野連の城間森邦理事長は自らの高校時代を振り返りながら語る。ソフトバンクの新垣らも巣立った。
赤土のグラウンドで知られるが、新球場は「甲子園で勝つために」(同理事長)という思いもあり黒土になる。全国選手権で沖縄勢は90、91年の沖縄水産の準優勝が最高だ。赤土の奥武山球場に、深紅の大優勝旗をもたらす恩返しのチャンスは、残り2夏。(渋谷正章)
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