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第80回記念選抜高校野球大会

戦評

沖縄尚学、9年ぶり2度目の優勝 選抜高校野球

2008年04月04日

 第80回記念選抜高校野球大会第14日の4日、決勝は聖望学園(埼玉)と沖縄尚学の顔合わせ。3年ぶり4回目出場の沖縄尚学が、初出場で決勝へ進んだ聖望学園を9―0で破り、9年ぶり2度目の優勝を決めた。沖縄尚学の比嘉公也監督は第71回大会で同校が優勝したときのエースで、選手と監督の両方の立場で栄冠をつかんだ。

写真聖望学園―沖縄尚学 3回裏沖縄尚学1死、西銘は左越え打を放ち、三塁へ滑り込む。
写真聖望学園―沖縄尚学 1回裏沖縄尚学無死、伊古は右中間に三塁打を放つ。捕手原茂
写真力投する先発の東浜

 聖望学園は2回戦で小松島(徳島)、3回戦で履正社(大阪)、準々決勝で平安(京都)、準決勝で千葉経大付を、一方の沖縄尚学は2回戦で聖光学院(福島)、3回戦で明徳義塾(高知)、準々決勝で天理(奈良)、準決勝で東洋大姫路(兵庫)を破り勝ち上がってきた。

 聖望学園は大塚、沖縄尚学は東浜の両右腕エースが先発。

 1回裏、沖縄尚学は聖望学園先発大塚の立ち上がりを攻め、先頭の伊古が右中間を破る三塁打、2番伊志嶺の打席で大塚が暴投、伊古が生還し、先取点を挙げた。

 続く2回裏、先頭の5番波照間が四球、盗塁と6番嶺井の犠打で1死三塁とし、7番新垣のスクイズで追加点を挙げた。

 さらに3回裏には、聖望学園の先発大塚から代わった石田から、3番西銘が左越え三塁打、続く4番仲宗根が右前適時打、さらに5番波照間は左越え適時二塁打、2死から7番新垣が右中間を破る適時三塁打、8番東浜の適時内野安打でこの回一挙4点を挙げた。

 4回表、聖望学園はそれまで無安打に抑えられていた沖縄尚学先発の東浜から、先頭の2番小名木が右前安打、3番城戸の二ゴロで1死二塁と走者を得点圏に進めたが、後続が倒れ、得点できなかった。

 5回裏、沖縄尚学は攻撃の手を緩めず、聖望学園3番手の佐藤から7番新垣の内野安打と犠打、相手失策などで1死一、二塁、1番伊古の打球は右中間を深々と破り、これがランニングホームラン。この回3点を追加し、リードを9点に広げた。

 7回表、聖望学園は5番大塚の中前安打と死球で無死一、二塁の好機をつくった。2死後、9番高山が粘り四球、2死満塁としたが、後続が倒れ、得点できなかった。

 聖望学園は3回以降、毎回走者を出したが、沖縄尚学先発の東浜に要所を抑えられ、好機を生かすことができなかった。


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