叫んだ、泣いた 大垣日大スタンドドキュメント
2007年04月04日
満員にふくれあがった大垣日大を応援する三塁側アルプススタンドは、選手たちの懸命なプレーに一喜一憂した。
 大垣日大の敗退が決まると三塁側アルプススタンドではすすり泣く人もいた
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 三塁側アルプススタンドで、大垣日大高校の敗戦を悲しんで涙をぬぐう観客ら
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1回表 4番大林賢哉君の左前適時打で先制。父・悟さん(48)は「OK、OK。力は入っていない。ナイスバッティング」と満足そう。
2回表 ファウルボールがアルプス席へ。ブラスバンドのすぐ近くに落ちた。先月まで同校で物理を教えていた今井英昭さん(64)はよけようとして転倒。しかし、すぐに立ち上がり、トランペットを吹き続けた。
3回裏 無死一、二塁で、マウンドに選手が集まる。主戦の森田貴之君の同級生の高田和樹君(17)は「貴之を信じる」。1失点に抑えるのを見てガッツポーズ。
4回裏 捕手の箕浦和也君がリードが大きい二塁走者を刺す。父・敏さん(41)は「守備からリズムをつくるのが日大の野球。息子はそれができている」。
6回表 森田君が5点目の適時打。父の英文さん(55)は「今は気力で投げている。この点で自分が楽になるはずだ」。
7回裏 二塁手の名手・平野真也君が失策。応援席からは「ドンマイ」「落ち着け」の声。後続を抑え、歓声が響いた。
8回裏 1点リードで迎えた守備。前川夢民(ゆめみ)さん(27)はメガホンを握りしめ「胃が痛い」。同点に追いつかれ、なおピンチが続く。主戦の森田君へ「モリタ、モリタ」のコールが自然に起こる。しかし、直後に逆転打を許し、ため息。
9回表 小川和也君が遊ゴロに倒れ試合終了。大垣日大3年の青木美佳さんは涙が止まらず、指でぬぐった。「選手が笑ってくれていて励まされました」
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