鹿児島商「粘闘」あと一歩 再三得点機、好守も光る
2007年03月27日
あと一本が出なかった――。21年ぶりに春の甲子園に姿を見せた鹿児島商は、26日第3試合で北陽(大阪)と対戦。何度も得点圏に走者を進めたがあと一歩及ばず、0―1で惜敗した。しかし、随所に好守を見せ、球場をわかせた。55年ぶりの選抜大会での初戦突破は逃したが、青色に染まったアルプススタンドからは温かい拍手が送られた。
 9回裏鹿児島商無死、宮内は左翼線二塁打を放つ。投手秋本、捕手八木
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9回裏。3、4番の連続安打で無死一、二塁とし、打順は5番藤井。床次監督は「一本に期待したから、送らずに打たせた」。しかし藤井の打球は投手前に。併殺になり、2死三塁。「思い切り振ることだけを考えた」という代打堀之内のバットも空を切り、試合が終わった。
エース福岡は2回、甘く入った球を、相手の主将上杉に右越えに運ばれるなどの連続安打で1失点。その後も、毎回のように走者を負ったが、好守もあり、後続を断った。失策が出てもそこで集中力が切れることはなかった。
予想していた接戦に「あと1本がでなかった」と床次監督。後藤主将は「守備も一からやり直し。打撃も練習してどの打順でも打てるようにして戻ってきたい」と新たな目標を胸に、球場を後にした。
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