帝京に敗れた小城、制球力・打撃で全国レベルと力の差
2007年03月27日
第79回選抜高校野球大会に出場し、帝京(東京)に1―9で敗れた小城。随所で好守備を見せるなど、小城らしい堅実なプレーでわかせたが、帝京の投手大田の速球に手が出ず、散発4安打、得点も敵失に乗じた1点と、全国との力の差が浮き彫りにもなった。4月に大分県で始まる九州地区大会、さらに夏の選手権大会に向けて、小城の課題を探った。
 試合後、帝京の校歌を聞く小城の選手たち=阪神甲子園球場で
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「やや硬くなっていた」というエース井手大は、序盤から制球に苦しんだ。1回には3連続押し出しなど、6四死球で6失点。昨秋の公式戦で、四死球は1試合平均3.5だったが、帝京戦では12四死球を与えた。昨夏から投球フォームを変え、制球も安定してきていただけに悔やまれる。
「立ち上がりは苦手」な井手大。昨秋の九州地区大会でも3試合すべてで初回の失点を許しており、序盤での失点をいかに防げるかが夏に向けての課題だ。
攻撃では、好機をつくるための「始めの1本」が出なかった。チームの「キーマン」の梅木が4打数2安打と健闘したが、帝京大田の最速147キロの速球を攻めきれなかった。「投球マシンと違って、タイミングの差や緩急があった」と秀島主将。今後は、全国レベルの投手を想定した打撃練習が必要になる。
こうしたなか、守備では、全国にひけをとらない好プレーが目立った。2年生捕手友田は、公式戦で初めての先発出場。3回と7回には好送球で盗塁を防ぎ、機動力が売りの帝京に一矢を報いた。3回2死には、中堅手平山のダイビングキャッチもあった。二塁手梅木、遊撃手安河内も、難しい打球をうまくさばいた。守備から流れをつかもうとする小城らしいプレーだった。
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