機動力頼り、限界痛感 熊本工・藤村主将
2007年04月03日
三塁打2本で3打点。大活躍だったが、負けたとあっては主将として納得できない。「機動力だけでなく、打てなければ勝てない」。試合後は、課題ばかりを口にした。
 常葉菊川―熊本工 2回裏熊本工2死一、三塁、藤村は左翼線に適時三塁打を放ち、一塁をまわる
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走力が武器のチームは準々決勝まで3試合で、自身の3個を含めて計6盗塁。相手を揺さぶり、勝利を引き寄せてきた。
この日は、勝手が違った。相手は牽制(けんせい)もうまい左腕。捕手も強肩で「盗塁は考えてなかった」。この日は盗塁ゼロ。機動力が封じられると得点力が落ちるという弱点をさらけ出してしまった。
それは、九州学院で俊足の1番だった父と同じような体験でもあった。80年夏、当時も熊本工を率いていた林監督は、強肩の中堅手・伊東(現西武監督)を捕手に転向させ、九州学院の機動力を封じた。その結果、父は最後の夏に、春に続く甲子園出場を果たせなかった。
「反省できるような戦いになってよかった」。息子には、再起を図る時間がある。
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