
山口
山口県勢2校、粘り及ばず 秋季中国大会
2006年11月05日
決勝進出は、ならなかった。来春の選抜高校野球大会の出場校を決める上で重要な第107回秋季中国地区高校野球大会(中国地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)の準決勝が4日、下関市の下関球場であり、県勢で4強に進出した宇部商と華陵はともに敗れた。決勝は5日午前10時から同球場で行われ、広陵(広島)と関西(岡山)が対戦する。
 華陵―関西 8回表華陵無死、中野が左越え本塁打を放ち、ガッツポーズで生還=下関球場
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▽準決勝(下関球場)
華陵 1 0 2 0 0 1 0 1 0 0 0 0|5
関西 1 0 0 0 2 1 0 1 0 0 0 1|6(延長12回)
◎…華陵が先行し、関西が追いつく展開。華陵は延長12回に力尽きた。2死二塁から右翼へ飛球。前進守備の右翼手山野が背走して懸命にグラブを差し出したがわずかに届かず、サヨナラの走者が生還した。
華陵は1回、藤井の適時打で先制。中野の2本塁打などで試合を互角に進めた。2死後に一、三塁とした11回の勝ち越し機を生かせなかったのが響いた。エース相本は16安打を浴びたが、粘りの投球を見せた。延長に入って球威が落ちた。
◆選手に硬さ見られた
華陵・大浪定之監督の話 選手は緊張していて少し硬かった。関西は中村投手のスライダーが良く、穴が少ないチーム。相本は最後まで良い投球をした。課題の守備力を高めていきたい。
◆あと一本出なかった
華陵・金光潤也主将の話 相本が頑張って投げてくれたが、打線はあと一本が出なかった。自分たちの野球が出来たので悔いはない。来夏に向け、走塁など細かいプレーを修正したい。
○宇部商9回、意地の一発
▽準決勝(下関球場)
宇部商 0 0 0 0 0 0 0 0 2|2
広陵 0 0 0 4 0 0 0 0 ×|4
◎…宇部商打線は相手を上回る9安打。4、6、7回と得点圏に走者を進めたものの、切れのよいスライダーをもつ広陵のエース野村にかわされ、あと一本が出なかった。計10三振を奪われたが、9回に三上が右越えに2点本塁打を放って一矢報いた。
守りは互いに堅く、ともに無失策。宇部商のエース高橋は被安打5と好投した。2死から二塁打2本と2点本塁打などで失点した4回の乱調が悔やまれる。
◆持てる力出し切った
宇部商・中富力監督の話 良い投手はそう簡単には打てない。三上は最後、気持ちを乗せて打ってくれた。4回に打たれた2点本塁打が痛かった。選手たちは持てる力を出し切った。
◆相手投手が上回った
宇部商・国本鐘悟主将の話 この試合が大事なのは分かっていた。プレッシャーはなかったが、相手投手のスライダーが思ったより切れた。広陵に勝つことを目標に自分たちの野球を磨きたい。