
熊本
熊工V 「選抜」確実に 秋季九州大会
2006年11月03日
第119回九州地区高校野球大会(九州地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)の決勝が2日、福岡県の久留米市野球場であり、熊本県代表の熊本工は大牟田(福岡)を10―0で破って24季ぶり11度目の優勝を果たした。序盤から猛攻を見せ、守っては無失策の見事な試合運び。来春の選抜大会出場をほぼ手中にし、11日から東京で始まる第37回明治神宮野球大会に出場する。
 優勝を決め、藤村主将を胴上げする熊本工の選手たち=久留米市
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▽決勝(久留米市)
大牟田 0 0 0 0 0 0 0 0 0| 0
熊本工 4 4 0 2 0 0 0 0 ×|10
◎…これまで活躍できずにいた2人の選手が、熊本工の圧勝に大きく貢献した。
今大会初の先発登板で完封した後藤は、最後の打者を三振に打ち取ると静かに手をたたいた。「落ち着いて投げられた。勝ってうれしい」
3連投のエース隈部は疲れがたまり、試合直前に後藤の先発が告げられた。2番手として準決勝までに2回1/3を投げただけ。夏の甲子園ではベンチ入りもできなかった。課題の制球力を磨くため下半身の強化に取り組み、タイヤをつないだロープを腰に巻いて50メートルダッシュを繰り返してきた。
スタンドから声援を送った母優子さん(47)は「頼もしい姿を見せてもらいました。おめでとうと言いたい」と喜んだ。
一方、4番打者の渡辺大は責任を感じていた。準決勝までの3試合で3安打2打点。「チームに迷惑をかけてきた」
1回1死一、二塁の好機。「打てる所に来た球を思い切りたたいた」。打球は左中間を破り、2人をかえした。貴重な先制打。「4番の仕事を果たせてよかった。選抜に向けて、もっと安定感のある打者になりたい」と目標を語った。
◆チーム一丸の結果
熊本工・林幸義監督 チーム一丸となった結果。打力と投手力を強化して選抜に臨みたい。
◆一球に集中できた
熊本工・藤村大介主将 一球ずつに集中できた。選抜では九州代表らしい試合をしたい。