
長野
創造学園、決勝へ 選抜出場の期待大 秋季北信越大会
2006年10月17日
第115回秋季北信越地区高校野球大会(北信越地区高野連主催)は16日、松本市野球場で準決勝があった。県勢で唯一、4強に残っていた創造学園大付は、主戦赤羽の好投で福井工大福井を下して決勝進出を果たした。大会結果は来春の選抜大会の選考基準となるため、創造学園大付の選抜大会出場の期待が大きくふくらんだ。
 福井工大福井―創造学園大付 5回裏創造学園大付1死三塁、赤羽は左前適時打を放ちガッツポーズで一塁へ向かう=松本市野球場で、丹羽敏通撮影
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同高の決勝進出は初めてで、長野県勢としては99年の長野商以来7年ぶり。決勝は17日午前10時から同球場。北信越地区の頂点をかけて、サヨナラ本塁打で星稜(石川)を破った日本文理(新潟)と対戦する。
▽準決勝 工大福井1―4創造学園大付
◎…創造学園大付が主戦赤羽の好投で福井工大福井を振り切った。
1回。1死一、二塁の好機で4番堀川から3連打。いずれも中堅から逆方向に打ち返す打撃が実り、続く小峯は初球スクイズを決めた。
3連投の左腕赤羽は、9安打を打たれ毎回走者を許したが、最後まで緩急をつけコースに投げ分けた。7回1死二、三塁のピンチでは、迎えた中軸を連続三振。ここ一番で冷静さも発揮した。
◆「気持ちで投げた」エース赤羽選手
9回2死。あと1人打ち取れば、来春の選抜大会出場に前進する――。そんな場面を迎えて、創造学園大付のエース赤羽晋君は、胸のお守りに手を当てた。気持ちの高ぶりを抑え、緊張を集中力に切り替えるかのようだった。
15日の準々決勝は、新チームになってから公式戦初の連投だった。そしてこの日が3連投。
ひじには少し、張りが残った。終盤は握力もなくなってきたという。だが、躍動感あふれる投球を最後まで続けた。
福井県大会で優勝した福井工大福井を相手に毎回の走者を背負ったが、動じなかった。7回のピンチでは中軸を連続三振。9安打を打たれたが、奪三振は10を数えた。「気持ちで投げました」と、この日の147球を振り返った。
今夏の長野大会準々決勝。延長15回の末、引き分けとなった辰野戦で救援、翌日の再試合でもマウンドを踏んだ。甲子園という大きな夢を目前にした試合で、1球の大切さを感じ取ったという。
チームは、3回目の北信越大会で初の決勝に進んだ。「優勝して、甲子園に行きたい」。北信越の頂点をかけた決勝を前に表情を引き締めた。