 埼玉
浦学が3年連続V 花咲徳栄に6―2 秋季埼玉大会
2006年10月09日
秋季高校野球県大会(県高野連など主催)の決勝が8日、県営大宮球場であり、浦和学院が花咲徳栄に6―2で勝ち、3年連続9度目の優勝を決めた。両校は27日から茨城県で始まる関東大会に出場する。組み合わせは13日に決まる。
 花咲徳栄―浦和学院 3回裏浦和学院無死三塁、喜納の遊ゴロで三塁走者阿部が本塁を突いたがタッチアウト。捕手村田=県営大宮球場
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◎…浦和学院は1回、新井と阿部の適時打で2点を先制。3回には新井、阿部の積極的な走塁が相手のミスを誘うなど、そつのない攻撃で2点を加えた。連投の主戦赤坂は直球主体の投球で10三振を奪った。花咲徳栄は2、7回を除き毎回出塁したが、打線がつながらなかった。
◆「夏の経験」好機に生きる
夏の甲子園経験者が4人残る浦和学院が、圧倒的な強さで県大会を制した。決勝でも好機を確実に生かし、得点を重ねた。森士(おさむ)監督が「ああいうところに夏の経験が生きている」と言ったのは、3回の阿部雅人君の走塁だ。
無死一塁から阿部君が右前安打を放つと、一塁走者の新井大樹君が三塁に進み、右翼から三塁に送球される間に阿部君は一気に二塁へ。この走塁が三塁手の悪送球を誘い、新井君が生還した。
甲子園に出場した分、新チームの始動は遅れた。だが、エース赤坂和幸君、主将の阿部君ら甲子園を経験した4人だけでなく、2年生全員に「自分がチームを引っ張っていこう」という強い意識があった。阿部君は「試合ごとにチームにまとまりが出てきた」。
秋の大会3連覇にも、チームに浮かれた雰囲気はない。勝利の瞬間も、選手たちが特に表情を変えることはなかった。「僕たちは全国を目指しているチームだから」と阿部君。森監督も「この時期にしては、仕上がりが早い」と手応えを感じている。県大会の優勝は、通過点だ。
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