
奈良
郡山、5年ぶりの優勝 天理も近畿大会へ 秋季奈良大会
2006年10月09日
郡山が5年ぶりに優勝――秋季近畿地区高校野球大会県予選(県高校野球連盟主催、朝日新聞社、県教委後援)の決勝・郡山―天理戦が8日、橿原市の県立橿原球場であった。両チームとも2けた安打を記録する打撃戦となり、先行した郡山が、この夏の覇者・天理の追い上げを振り切った。両校は、来春のセンバツ出場の参考にされる近畿地区大会(21日から和歌山県営紀三井寺球場)に出場する。
 優勝を決め、抱き合って喜ぶ郡山の選手たち=県立橿原
|
優勝を決めた瞬間、郡山の選手たちはベンチから飛び出して抱き合い、喜びを確かめあった。
記録員としてベンチ入りしていた渡辺慎也主将(2年)は9月上旬、のどを傷め、声が出なくなった。約2週間入院し、8日の決勝前日に医師から練習の許可がおりた。
決勝戦後、森本達幸監督(71)から、和歌山市で開かれる近畿地区大会でのベンチ入りを告げられ、目を潤ませた。「絶対に春の甲子園に出てみせます」と、決意を新たにしていた。
森本監督は5年前にも、監督として秋の近畿地区大会に出場した。しかし、惜しくもセンバツ出場を逃した。「まず1勝を合言葉に今以上に練習してレベルを上げ、和歌山に乗り込みたい」
対戦相手は16日に決まる。
郡山が4番・北林の活躍で中盤までに6点を挙げ、逃げ切った。北林は1回1死一、三塁から右前適時打、さらに2回と4回にも適時打を放った。1点差の8回にも、四球で出た走者を安打で進め、貴重な追加点のおぜん立てをした。
天理は6回、3連打と山下の適時二塁打などで1点差まで詰め寄った。9回も1死二、三塁の好機をつくったが、後続が倒れた。3番手投手の尾中の好投が光った。
▽3位決定戦
奈良大付は逆転された7回、2四球を足がかりに無死満塁の好機をつくり、短打や押し出しの四球などで一挙6点を取って振り切った。1回、中西の中前適時打で先制。3回には山崎の満塁の走者一掃の三塁打などで優位に立った。
登美ケ丘は5回、5連続長短打で1点差に詰め寄り、6回に久保の二塁打など逆転に成功したが、その後、リリーフに立った相手エースの浜田投手を打ちあぐねた。