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神港学園―成田 7回表神港学園1死二塁、苧坂の適時打で二塁走者浅倉が生還、木内に迎えられる
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神港学園―成田 7回表神港学園1死二塁、苧坂は左越えに適時二塁打を放つ
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第78回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催)第6日の28日、神港学園は成田(千葉)を2―0で下し、ベスト8一番乗りを果たした。2試合連続の無失点で接戦を制した。準々決勝の相手は、29日に対戦する智弁和歌山―岐阜城北の勝者。31日第1試合(午前11時開始予定)で、4強入りを目指す。
◎…試合を動かしたのは捕手苧坂(おさか)の大会初安打だった。
0―0で迎えた7回表、二塁手浅倉を二塁走者に迎え、打席に立った。大きく肩を回し、「つないでいこう」と念じた苧坂は、真ん中低めの変化球を見逃さなかった。無我夢中で一塁を駆け抜けた。歓声が聞こえた。安打と知ったのは二塁ベースを踏んでからだった。9回にも浅倉が二塁にいた。真ん中低めの変化球を打ち抜き、2点目をたたき出した。
1回戦では4打数無安打だった。この日も成田の堅い守備に阻まれ、ノーヒットが続いていた。試合後、「とにかく振ることしか頭になかった」と振り返った。そして、「捕手として無失点を達成できたこと、それが一番うれしい」と話した。
昨年4月以降、練習試合や公式戦ではコーチが必ず横にいた。「打者がなぜこの球に手を出したか考えろ」「走者はどうしているか見ろ」。ゲーム運びをリードする捕手としての目線をたたき込まれた。プロ野球をテレビで見ても、捕手の動きばかりを追った。配球、牽制(けんせい)、タッチアウト――。野球の楽しみ方が増えたと感じていた。
7回裏、二塁への盗塁を試みた成田の走者を刺した。9回裏、最後の打者を打ち取る直前、マウンドの林に駆け寄り「攻めの気持ちで行こう」と声をかけた。
捕手として、チームの副主将として、攻守で試合の流れを作った。「試合を決めたのは投手力です」と謙遜(けんそん)しながら、「目指すは優勝です」と自信を見せた。