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7回表高崎商無死、町田は左前安打を放つ。捕手田沢貴=阪神甲子園球場で |
阪神甲子園球場で開かれている第78回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催)4日目の26日、高崎商は第1試合で日本文理(新潟)と戦い、3―4で敗れた。県勢として11年ぶり選抜初戦突破はかなわなかった。守りの野球の要としてチームを選抜に導いた主戦・石川翼君(3年)は「これが今の実力。夏に必ず出直す」。涙をこらえ、しっかりと前を見据えた。舞台は夏へ続く。
◎…3―3で迎えた7回。両校とも無死から走者を出し、上位打線に打順が回った。「この回の攻防で明暗が分かれた」と住吉監督は振り返る。
高崎商は左前打の町田が、糸井のバントで二塁を目指すが封殺。さらに2死一、二塁と得点圏に走者を進めたが、あと一本が出ない。その裏、日本文理は二塁打、犠打、適時打を集めて勝ち越し。高崎商はこの1点に泣いた。
序盤、高崎商打線の立ち上がりは好調だった。1回2死一塁から4番藤本の中前打、続く石川の内野安打で先制。3回には深沢の三塁打に、友末と柴田の適時打や犠打をからめて2点を追加、流れを引き寄せたかにみえた。
が、その裏、日本文理が反撃に出る。初安打を許すと、死球や暴投に加え左前適時打で2点を失う。高崎商は6回から継投した日本文理・横山の低めの変化球に苦しんだ。
1点を追う9回表、先頭打者・主将町田は、この試合3本目の安打を右前に放つ意地をみせ、犠打で二塁に進んだが、反撃もここまでだった。
主戦石川はひじに不安を抱え、持ち前の緩急自在な投球が思うように決まらず、苦しみながらも相手打線を6安打に抑え込む粘り強さをみせた。打線は、相手を上回る10安打を放つなど健闘が光った。