 |
投手の投球動作に注意しながら、実践的な走塁練習を行った=26日、兵庫県西宮市鳴尾浜1丁目の鳴尾浜臨海公園野球場で |
第78回選抜高校野球大会のPL学園戦を翌日にひかえた26日、真岡工の吉川賢一選手は「チームが勝つことを一番に考えて試合に臨む」と話した。
昨秋の県大会で打順4番に座った吉川選手。しかし、その大会の期間中、建設現場での就業体験があったため、満足に練習できなかった。「みんなに申し訳なかった」。チームは、全部員29人で勝ち上がってきた、という思いが常に頭にあった。
一時期、体重100キロ近くまで太った。昨年12月、栄養に関する講習を受けた際、やせようと真剣に思った。大好きだった炭酸飲料水を控え、からあげや天ぷらなどの油物を口にしなくなった。「甲子園で日本一になれるなら」との一心だった。その結果、10キロ以上の減量に成功し、走力も上がった。
26日、兵庫県西宮市の甲子園近くの球場であった練習で、吉川選手は軽快な走りを見せた。自分の役割を問われた吉川選手は「前田投手(PL学園)の1番にいい球を打って、チームに勢いを持ってきたい」と答えた。
27日午前9時半、甲子園での初戦に臨む。