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5回表高岡商1死一塁、山田は左中間に適時二塁打を放つ |
第78回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催)に出場した高岡商は24日、第3試合で八重山商工(沖縄)と対戦した。5回に粘りを見せ1点差まで詰め寄ったが、走塁ミスで逆転の好機を逃した。試合の流れを呼び戻せないまま逆に7回に突き放され、初戦突破はならなかった。
◎…3点を先制された高岡商は4回、先頭の有沢が右中間を破り、チーム初安打となる二塁打で出塁。2死三塁で主将・中野が「有沢が気持ちで出た。絶対返してやろう」と外角の直球を振り抜き、一塁手のグラブをはじく内野安打で1点を返した。
続く5回、山田の二塁打で一塁走者の大鋸谷が一気に本塁を駆け抜け1点差。さらに2死満塁の好機で、北田が中堅にはじき返した。2走者が返り逆転かと思われたが、二塁走者が三塁を踏んでおらず、結局この回1点で終わった。
このプレーで流れを呼び戻した八重山商工に終盤2点を追加され、打線も相手主戦・大嶺を打ち崩せなかった。
堀岡は初回から140キロ超の直球で強気に攻めたが、金城長の本塁打でリズムを崩した。中盤は立ち直り3イニングを打者9人で打ち取ったが、7回に力尽きた。
救援の細川は決め球のスライダーを有効に使って後続を断ち、8回も無失点に抑える冷静な投球を見せたが、味方打線の逆転を呼び込むことはできなかった。
◆いい投手だった(高岡商・中野祐輔主将)
中盤の有沢の二塁打をきっかけに、相手投手の球をとらえる回数が増えた。終盤は球威が落ちていたが、変化球を粘り強く投げられた。いい投手だった。足りないところを全員で見直して、夏ここに返ってきます。
◆ミスが目立った(高岡商・宮袋監督)
5回に三塁を踏み忘れ、逆転できなかったことで選手が動揺した。堀岡は中盤好投したが、6回で交代させるべきだった。序盤は足を使った攻めができたが、攻守でミスが目立ち、悔しい試合内容となった。
◆自信があった(八重山商工・友利真二郎主将)
大嶺の直球のキレが良く、打たれない自信があった。5回は三塁手がよくベースを見てくれていた。ピンチを乗り切ってチーム全体が盛り上がり、追加点で流れをつかめた。次も挑戦者のつもりで戦いたい。
◆100点の試合だ(八重山商工・伊志嶺吉盛監督)
勝った瞬間、島から来てくれたたくさんの方々の思いが脳裏に浮かんで涙が出た。アルプス席からの声援が弱気になりそうな私たちの背中を押し続けてくれた。目標通り5点取れたし、100点の試合だ。