一関学院は4番目に、阪神甲子園球場のグラウンドに姿を見せた。兵庫県西宮市の甲子園球場で23日にあった選抜高校野球大会の開会式で、選手たちは足並みをそろえて行進した。
最初は足が合わなかったが、柴森貴寛君(3年)の「イチ、イチ、イチニー」のかけ声の下、全員が手を胸まで高くあげて行進した。一塁側内野スタンドでカメラを手に見守った同校野球部OBでコーチの高橋滋教諭は「最初は緊張していた様子でしたが、楽しそうに行進しているのを見て、うれしくなりました」と話した。柴森君は「甲子園で大きな声を出して行進できて、すごく楽しかったです」と笑顔だった。
開会式では、盛岡第二の甲斐谷望(かいたにのぞみ)さん(17)が、県内の高校生で初めて司会を務めた。甲斐谷さんは、同校視聴覚委員会の委員長。昨年7月のNHK杯全国高校放送コンテストの朗読部門で準優勝し、「甲子園初出場」を射止めた。主催者あいさつなどの進行役を担い、ミスなく大役を務めた。
甲斐谷さんは「充実感で胸がいっぱいです。たくさんの人の応援に感謝しています。一関学院のみんなにも精いっぱい頑張ってほしいです」とエールを送った。甲斐谷さんは閉会式の司会も務める。
開会式後、一関学院の選手たちは、西宮市内で最後の練習に臨み、飛球の捕球やティーバッティングなど約2時間の軽めのメニューをこなした。
沼田尚志監督は「雨が多く、土の上での練習が思うようにできなかったのは残念。太田投手の調子は良いので、投手戦に持ち込みたい」と話した。
一関学院は24日の第1試合で、岐阜城北と対戦する。開始は午前9時半予定。