第78回選抜高校野球大会開幕日の23日、小松島は成田(千葉)と対戦する。小松島は四国大会の、成田は関東大会の優勝校。ともにサヨナラ勝ちなどで勝ち進んだ粘りのチームだ。小松島の森影浩章監督と成田の尾島治信監督に相手校の印象や意気込みなどを聞いた。
――相手校をどうみていますか。
森影 昨秋の神宮大会で履正社(大阪)との試合を見たが、全体的によく鍛えられていると思った。打率は高くないが、バットがよく振れている。
尾島 主将の福島君を中心にまとまりがある。守りも攻撃もスーパースターのような選手はいない中、全員で声を掛け合い、つなぐ野球でチームの結束力が強い。エース安達君は丁寧な投球だ。
神宮大会の時、明治神宮の参拝で偶然、隣り合わせ「対戦してみたい」と話していたが、甲子園でとは思っていなかった。
――試合のかぎは何ですか。
尾島 県大会から投手中心の守りの野球でやってきた。安易なミスをせず相手に無駄な点を与えないようにすることが第一。少ない点数での争いになるだろう。
森影 緊張する中で開き直って試合を楽しめるか。選手たちには普段通りのプレーをしてもらいたいが、今までにないような失策が出ても慌てず最後までボールを追いかけてほしい。お互いに投手の仕上がりがかぎを握る。
――それぞれの甲子園の目標を。
尾島 選手たちは「全国制覇」と言っている。自分も、やる以上は一番上を目指せ、といつも選手たちに言っている。甲子園でもそのつもりで戦う。
森影 まずは初戦突破。チャレンジ精神で成田にぶつかり、できたら最後まで残っていたいと思う。