第58回秋季東北地区高校野球大会(東北地区高野連主催、朝日新聞秋田総局など後援)は11日、秋田市で準決勝が行われ、選抜大会進出が濃厚となる決勝進出2校が決まった。県代表は山形中央が10日に東北(宮城)に1―8で敗れ、3校すべてが姿を消した。
東北は6回まで毎回得点し、快勝した。5回、無死満塁から福島の犠飛で吉岡が生還。さらに敵失を絡めて2人がかえり、差を7点に広げた。投げては、先発高山が直球とスライダーを武器に7奪三振の好投。山形中央は6回、尾藤の右中間二塁打で1点を返した。1年生の石山、釼持は長打1に抑えたが7四死球と制球に苦しんだ。
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東北大会で山形の3校は早々に敗退、一昨年、昨年に続く県勢の選抜大会出場は難しくなった。2校がコールド負けを喫するなど、力負けした試合が目立った。
第1代表の山形中央は、準々決勝で東北に敗れた。庄司秀幸監督は「東北の名に重圧があり、緊張があった」と振り返る。投手陣が制球を乱して失点を重ね、打線も相手投手の変化球にタイミングが合わず、1点に抑えられた。
日大山形は青森山田に完封負けした。スクイズ失敗や満塁の好機を逃すなど基本的なミスも重なり、「走攻守すべてについて力の差を感じた」と荒木準也監督も完敗を認めた。
米沢中央は秋田商を相手に善戦した。先取点を挙げ、序盤は有利に試合を進めた。が、相手の主戦がマウンドに上がった中盤以降は打線が沈黙した。9回に1点を返すのがやっとだった。
県高野連の池内正一理事長は「全体的に力負けしていた。投手力、打力の基礎部分を強化しなくては」と語った。このところ甲子園での活躍が目立った県勢だけに、冬場のトレーニングを通じて、たくましさを身につけ奮起を期待したい。