第58回秋季道高校野球大会は7日の準決勝で、駒大苫小牧が旭川実に苦しめられた。また、北海道栄は持ち味である継投策を発揮し、4投手を使って釧路江南を下した。
旭川実は駒大苫小牧のエース田中将大投手(2年)から駒苫を上回る13安打を放ち、最後まで粘りを見せた。
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▽準決勝
駒大苫小牧5―4旭川実
◎…駒大苫小牧は2回、連打と四球で満塁の好機をつくると、山口の左越え二塁打で3点を先制。その後も田中の本塁打などで主導権を握ったが、旭川実も8回、4連打で1点差とし、9回も1死一、二塁と駒苫を追いつめた。駒苫のエース田中は制球に苦しみ、甘い球を打たれた。
▽準決勝
北海道栄6―3釧路江南
◎…北海道栄は4投手の継投で相手打線の目先を変えながら、釧路江南の好投手・武山伍から着実に得点を重ねた。1回に長打と犠打で作った好機を先制点につなげると、4回はスクイズなどで加点。釧路江南は9回の満塁の場面にあと一本が出なかった。
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◆「秋で挽回」先制適時打 駒苫の山口選手
今夏の甲子園で背番号「9」をつけていた駒大苫小牧の山口就継選手(2年)は、新チームでは前主将の林裕也君と同じ1番打者で二塁手。「裕也さんの冷静でチャンスに強いところを見習いたい」という言葉通り、序盤の好機に先制適時打で勝利に貢献した。
夏の甲子園では先発ライトで出場しながら、けがもあってヒットが全く出ず、準決勝以降は守備要員として使われた。
0―0の2回、2死満塁の好機。甘いカーブを思い切りたたき、走者一掃の左越え二塁打。「秋の大会で挽回(ばんかい)したかった」と話した。