第58回秋季東北地区高校野球大会(東北地区高野連主催、朝日新聞秋田総局など後援)が7日、秋田市のこまちスタジアムと、横手市のグリーンスタジアムよこてで始まった。この日は1、2回戦4試合があり、県勢2校が登場。県第3代表の青森山田は秋田第3代表の秋田に快勝し、2回戦進出を決めた。第2代表の八戸工大一は、岩手第1代表の一関学院に惜敗した。
7日の対秋田戦は、新しい青森山田を感じさせる試合だった。好機に盗塁を絡めるそつのない攻めで、9安打で6点。投げては小堀拓馬投手が6安打を浴びながらも、1失点に抑えた。
本田誠矢主将は「目立った選手がいない分、つなぐ打撃や、継投で勝っていきたい」と言う。
山田は今夏の甲子園で16強に入るなど、東北地方の強豪校としてのイメージが定着した。だが、新チームは秋の県大会でライバル校の光星学院に1年半ぶりに敗れた。
この日の快勝にも、本田主将は喜びを見せず、気を引き締めた。渋谷良弥監督は「大それたことを考えられるチームではない。一つひとつやっていくだけ」と語った。山田が甲子園に向けて、再スタートを切った。
◇
▽1回戦(こまちスタジアム)
青森山田6―1秋田
◎…着実に好機を生かした青森山田が快勝した。青森山田は1回、先頭打者近藤と猪俣の連打で先制。2回と5回にも好機に機動力をみせ、追加点を奪った。投げては小堀が10奪三振で完投。秋田は8回、遠藤の左越え適時二塁打で1点を返したが、その後はあと1本が出なかった。投手陣は、4回以降相手打線を1安打に抑える好投をみせた。
▽2回戦(グリーンスタジアムよこて)
一関学院1―0八工大一
◎…無失策の一関学院が、八工大一の守備のミスを誘い、勝利した。
一関学院は3回、2死二、三塁の場面で、浜畑が三ゴロ。三塁手が捕球し、二塁走者にタッチしようとしたがかわされ、そのすきに三塁走者が生還。浜畑もセーフとなった。八工大一は斗米が相手打線を5安打に抑える好投。打撃陣も7回2死二、三塁の好機を作ったが、一歩及ばなかった。