第57回秋季東北地区高校野球県大会(県高野連主催、朝日新聞社など後援)は26日、会津若松市のあいづ球場で3位決定戦と決勝の2試合が行われ、光南が東日大昌平に勝って4年ぶり2度目の優勝を果たした。東北大会出場をかけ争った3位決定戦は磐城が制した。
光南、東日大昌平、磐城の県代表3校は、10月7日から秋田県内で開かれる東北大会に出場する。
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▽決勝
光南8―6昌平
◎…先制された光南が中盤追いつき、鈴木のサヨナラ2点本塁打で乱打戦を制した。6回、薄葉が本塁打で同点とし、7回は薄葉の左前適時打で勝ち越した。東日大昌平は9回、櫛田の適時三塁打で同点に追いついたが、続く2死三塁で勝ち越せなかった。
▽3位決定戦
磐城16―3会津工
◎…磐城が長短18安打に5犠打を絡め、会津工に圧勝した。1回、緑川の左中間三塁打など3安打、打者一巡の猛攻で先制し、主導権を握った。会津工は4回、高畑以下の3連打、7回も2死満塁から遠藤の内野安打で反撃したが、及ばなかった。
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◆劇的な本塁打「鳥肌立った」 光南の鈴木裕也君
「鳥肌が立ちました」。シーソーゲームの末の劇的なサヨナラ本塁打で、光南を勝利に導いた鈴木裕也君が笑顔をみせた。
公式戦初の本塁打。4番につなぐため、送りバントの指示があるものと思っていたが、監督のサインは「打て」。内角高めのスローカーブを「何も考えず思い切り」振り切った。鈴木君は「あの場面で、監督に信じてもらえたのがうれしかった。いいところで打ててよかったです」。
元々変化球は苦手。克服のため、フリー打撃などでカーブ対策に重点的に取り組んできたという。その成果を勝負どころで発揮した。
大会前半が終わってから体調を崩し、準々決勝、準決勝と、チームでただ一人無安打。だがこの日、5回に中前適時打を放ったことで気持ちが吹っ切れたという。東北大会に向け「県代表の一員として恥ずかしくない戦いをしたい」と語った。