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常葉菊川13点、智弁和歌山に競り勝ち4強

2008年08月16日

(16日、常葉菊川13―10智弁和歌山)

写真智弁和歌山―常葉菊川 5回裏常葉菊川2死二、三塁、酒井は中前に逆転適時打を放つ。捕手森本=日吉健吾撮影
写真智弁和歌山―常葉菊川 2回表智弁和歌山1死二塁、高橋の左前安打を左翼手が後逸する間に二塁走者坂口が生還して先制=細川卓撮影

 常葉菊川(静岡)が打撃戦に競り勝った。5回に死球を足場に酒井の適時打などで逆転。6回には前田の左越え3点本塁打からたたみかけた。さらに5長短打に敵失や3四死球などを絡め10点を奪った。智弁和歌山も終盤、持ち前の強打を発揮し反撃したが、6回の失点が大きすぎた。

 ○佐野監督(常) 「今日はたまたま勝てただけ。あの粘りと落ち着き。目標のチームです。高嶋監督の姿が視界から消えなかった」

 ●高嶋監督(和) 終盤、強打の本領を発揮したが及ばず。「前半、ランナーを出しながら得点できなかった。あれでは甲子園では勝てない。もっと精神的に強くなって欲しい」

 ○伊藤(常) 3安打。「ラッキーな安打もあり、ついている。3回戦の本塁打から、状態もあがってきている」と笑顔。

 ○酒井(常) 5回2死二、三塁で、遊撃正面のゴロがイレギュラーし逆転の2点適時打に。「ラッキー。甲子園の神様が味方してくれた」

 ○栩木(とちぎ)(常) 2年生捕手。「智弁の終盤の反撃は味わったことのない迫力でした。でも、まだ3点あると、何とか冷静になれた」

 ○町田(常) 9回、痛烈な二ゴロを右ひざのユニホームがやぶけるほど厳しい姿勢で好捕、併殺につなげる。「甲子園は4回目。追い込まれても経験があるので、ああいうプレーができる」

 ●西川(和) 唯一の1年生。三塁の守備で2失策も、終盤に2三塁打。涙声で、「先輩には『よくつないでくれた』と言われました」。

 ●岡田(和) 3点本塁打を浴びるなど6回途中までで6失点。「1回から、いつかは点を取られるだろうと思っていた。気持ちで負けた」

 ●芝田(和) 6回途中から登板。打者6人に、1死しか取れずに降板。「あまりにも急な登板で、気持ちの準備ができていなかった」

 ●勝谷(和) 8、9回の反撃機に凡退の主将。「いけいけムードをつぶしてしまった。3番としてつなぐ役割を果たせなかった」


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