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実力派左腕の戸狩、土屋 直球自慢の右腕 選抜注目投手

2008年03月20日

 昨年の佐藤由規(仙台育英=現ヤクルト)のような150キロ超を連発する剛腕はいないが、実力派が左右にそろった。

図  

 連覇を狙う常葉菊川の戸狩は角度のある直球とカーブが持ち味。横浜の土屋は変化球でカウントを整えられるうまさがある。昨秋の明治神宮大会決勝で投げ合った両左腕は、大舞台へ向けてフォームを改良した。戸狩は右足を踏み出すとき、かかとから着地するようにすることで「ため」をつくり、打者のタイミングを惑わす。土屋も先輩の成瀬(ロッテ)を参考に、球の出どころを見えにくくした。

 2人に続く左腕は萩野(東北)。キレのある直球と、カーブ、カットボール、スライダーなど多彩な変化球で三振を狙って取れるのが強みだ。

 3年ぶり出場の慶応は左右の2本柱。強気に内角を突く田村は、昨秋からの左肩痛が長引き若干の不安を残すが、右腕・只野はシンカーを決め球に、昨秋は1試合あたりの被安打が4。打者を確実に打ちとる技を持つ。

 直球自慢は右腕に多い。平生(宇治山田商)は最速148キロ。上半身の筋力をめいっぱい使った粗削りなフォームから力勝負を挑む。178センチ、76キロの大塚(聖望学園)、184センチ、84キロの斎藤(千葉経大付)も、がっちりした体格を生かして140キロを超える直球を投げ込む。佐藤(東洋大姫路)は緩急を巧みに使い、昨秋114回を投げて113奪三振。

 安定感が光るのは、防御率が0点台の東浜(沖縄尚学)、水安(今治西)。ともに制球力が高く、テンポよく投げるため野手も守りやすい。要所で三振を取れる力もある。


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