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「連覇」か「49年ぶり」か 20日の甲子園決勝

2005年08月19日

 史上6校目、57年ぶりの連覇達成か。それとも京都代表が49年ぶり5回目の優勝を果たすのか――。20日の決勝は、昨夏の覇者・駒大苫小牧(南北海道)と京都外大西の顔合わせとなった。準決勝の激闘を終えた選手らは宿舎に戻り、優勝をかけた戦いに備えた。

   ◇    ◇

 延長10回1死三塁。駒大苫小牧の3番、辻寛人君は大阪桐蔭の辻内崇伸投手の速球に振り遅れないよう、普段よりバットを短く握った。右翼線二塁打で勝ち越し。ベンチは喜びを爆発させた。

 試合後、大阪府池田市のホテルに戻った選手らは、午後6時からローストビーフやサケの照り焼きなどが並んだ夕食を楽しんだ。

 主将の林裕也君は「チームに勢いがある。楽しくプレーして、『日本一の夏』を達成したい」と意気込んだ。戦後2度目の連覇という大記録がかかる。香田誉士史監督は「結果を気にせず、選手には甲子園で最後までプレーできる幸せを感じてほしい」と話した。

 この日、JR苫小牧駅前のイベントホールのテレビ応援会場に約250人、札幌市の地下街には約150人が集まり、決勝進出を喜んだ。札幌で試合開始から見続けた女性会社員(25)は「この勢いで連覇して欲しい」と興奮気味に話した。

   ◇    ◇

 1点を追う9回表、京都外大西は相手の守備の乱れに5安打を重ねる猛攻で4得点。土壇場で逆転した。「粘りならうちは負けない」と西下文也主将は試合後、胸を張った。

 選手らは午後3時過ぎ、大阪市淀川区の宿舎に戻った。素振りなどの軽い練習をこなした後、体を休めた。

 北岡繁一投手は「2年連続で優勝旗を持って行かれるのは嫌だ。丁寧に投げたい」と話した。今季限りで同校から退く三原新二郎監督に選手らが贈るウイニングボールは今、五つ。「あと一つを絶対渡したい」とみな意気込む。「相手は集中力のあるいいチーム。守り抜きたい」と三原監督は語った。

 京都市右京区の同校には、応援態勢の問い合わせや祝福の電話が相次いだ。20日は学校から27台のバスで応援に駆けつける。北村聡校長は「決勝ものびのびと楽しんで欲しい」と選手たちにエールを送った。


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